心身の健康
縁
貢献
ご承知の通り、日本における子どもの貧困と児童虐待は深刻な問題です。
<子どもの貧困>
・日本の子どもの貧困率は13.9%で、17歳以下の子どもの約7人に1人が経済的に困難な状況
・ひとり親家庭の子どもの貧困率は50.8%で、ひとり親家庭の子どもの2人に1人は貧困
(平成27年 厚生労働省調査)
<貧困と児童虐待>
・児童虐待は年間133,778件発生(平成29年度の全国児童相談所における児童虐待相談対応件数)
・児童虐待のあった家庭のうち、「生活保護」「所得税非課税」など低所得世帯は約65%(社会保障審議会の専門委員会資料)
・虐待などを理由に社会的養護(児童養護施設、里親など)が必要とされる児童は全国で45,000人
・そのうち、児童養護施設で暮らす子どもたちは約3万人
・児童養護施設で暮らす子どもたちのうち、虐待を受けて入所した子どもは59.5%
<貧困の連鎖>
・生活保護世帯で育った子どもが、成人して生活保護世帯になる「貧困の連鎖」と呼ばれるケースは25%(平成18年度 道中隆 関西国際大学教授の調査)
・日本では教育にお金がかかるために、保護者が裕福だと子どもの学力が高く、保護者の収入が低いと子どもの学力も低い(平成25年度 全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究)
こうした現状に鑑み、経営者ヨガ倶楽部では、微力ながら以下の通り継続的な支援を行って参ります。
■経営者ヨガ倶楽部の会費の一部を「貧困の連鎖を断つ取組み」をしている団体に寄付いたします。
貧困による虐待や育児放棄等により、心や身体に傷を負い生活力が十分に身についていない状態で成人し、なお貧困に陥る「貧困の連鎖」を断ち切るための支援です。
■児童養護施設を退所した青少年を、ヨガと交流会に無償で招待いたします。
児童養護施設は、18歳(高等学校を卒業した場合)で退所となる故、この経営者ヨガ倶楽部において、人生経験豊富でエネルギッシュな経営者の方々の話を聞く機会や人脈作りにより、力強い自立へのきっかけになってほしいとの願い、想いから支援をさせて頂きます。